HARA DESIGN INSTITUTE

夏に役立つアイテムを一挙に紹介する
店頭プロモーションの各種ツールを、
原デザイン研究所が制作しました。
涼感機能のある衣類や、風をとおす道具、
日差しをさえぎるアイテム、冷たい食べ物など。
暑い季節を快適にする商品群を「いい夏の素」とくくり、
各カテゴリーごとに涼やかなイラストと
短いフレーズで統一感を持って訴求しています。
イラストは、同時期に展開している
夏の機能性インナー「さらっと綿」のビジュアルと
トーンを合わせ、店頭に一貫した夏の世界観を醸成。
多種多様な商品の輪郭をひとつひとつ突き詰めながら
見る人が何だろう、と探してみたくなるような
最小限のグラデーションで描いています。

触れて冷たい綿素材を使用した、
夏の機能性インナー「さらっと綿」。
その告知ビジュアル・動画を制作しました。
天然素材ならではの自然な涼しさを想起させるべく、
さらりとしたテクスチャをのせた水色の背景に
白色のグラデーション表現でインナーを描写。
冬に展開していた「あったか綿」との一貫性を持たせながら、
「さらっと綿」への衣替えを訴求しています。
また、SNS、Web用のムービーも展開。
横に配された2枚のタンクトップが、
風にたなびく雲ように心地よく揺らぎます。

ポーランドのポズナン国立美術館によって設立された
「ヤン・レニツァ賞」の受賞を記念し開催されている
個展『Make the Future Better Than Today』の
告知ビジュアルが、壁画としてポズナン市街に現れました。

スプレーを使用し、告知ポスターを再現した壁画は
Dabrowskiego StreetとKoscielna Streetが
交差する角に位置しています。
下記リンクより制作の様子をご覧いただけます。
https://www.facebook.com/watch/?v=1970029383341958

展覧会情報
Make the Future Better Than Today
会期｜2023年3月24日ー7月30日
会場｜ポズナン国立美術館（Aleje Marcinkowskiego 9, 61-745 Poznan）
Web｜https://mnp.art.pl/en

船舶用プロペラを製造するナカシマプロペラ株式会社の、
新社屋のエントランスデザインを担当しました。

エントランスに配した、
二つの巨大なプロペラの一翼は、
今後、プロペラ製造の主流となりうる、
3Dプリントにより製造されたものです。
実物大のプロペラを設置することで、
緻密な曲線構造を率直に示しています。

壁面では、プロペラを製造する際に用いられる、
数式や技術について図とともに解説し、
プロペラの機能美を明快に伝えています。

GINZA SIX が開業6周年を迎えるにあたり、
キャンペーン用のグラフィックを制作しました。

1Fエントランス付近に展示される
美術作家・鬼頭健吾氏が手がけたオブジェに連関し、
色とりどりの線の交差によって6を形作っています。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

GSIX 6th Anniversary
2023年4月1日（土）― 5月7日（日）
GINZA SIX 6周年特設サイト

美術館、ヴィラ、レストランといった各施設の魅力を
さまざまな角度から見つけ出し、オリジナルグッズに仕立てました。

美術館の主要コレクションである工芸家、エミール・ガレの
ガラス技法を再現した「ガレのかけら」と呼ばれる独自のオブジェや、
ヴィラの室内から見わたす水辺と森の風景に着想したクレヨン、
ヴィラや各所のインテリアに用いられている
建築素材、紙管を輪切りにしたものなど。
SIMOSE を訪れた後の日常まで、そっと彩るアイテムです。

グッズはすべて美術館内のショップにて販売していますが、
その什器も、建築空間になじむかたちを探り独自にデザインしています。
SIMOSE にお越しの際はぜひ、ショップも覗いてみてください。

2023年3月1日、SIMOSE 内の「下瀬美術館」が開館しました。
コレクションのお披露目となる開館記念展「おひなさまと近代美術」の
メインビジュアル、各種ツールのデザインおよび
展示監修、展示キャプション制作を原デザイン研究所が担当しています。

告知ビジュアルでは、
枝を広げた大木のような柱をもつ美術館エントランス棟を背景に、
展示作品の目玉となるおひなさまを主役に据えることで、
現代建築の中で伝統的な工芸作品を鑑賞する
下瀬美術館ならではの体験を印象づけています。

複合施設であるSIMOSE を一貫性を持って
誘導・案内するサインを制作しました。
黒い円形の面から細く長い脚がのびた通称「アントサイン」は、
まるで自然の一部のように景観にほどよく溶け込みながら、
円形の面の階層によって情報を明快に整理して伝達し、
広大な敷地内を自在に回遊するワクワク感を生み出しています。
施設を訪れる際は、ぜひご注目してみてください。

広島県大竹市、対岸に宮島をのぞむ海辺の一角に、
美術館、ヴィラ、レストランが一体となった施設「SIMOSE」が誕生しました。
原デザイン研究所は施設全体のコンセプト構築にはじまり、
VI 、グラフィック、施設備品、レストランメニュー、Web サイトなど
ブランドのアイデンティティを形づくるツールを一貫して担当しました。
施設の建築はすべて坂茂氏が設計しています。

周囲の自然と溶けあった、世界的にも類を見ない空間に身をおきながら、
多様な絵画や工芸品を観て歩き、自然に触れ、地元の幸を味わう。
心に風がとおるような、気持ちのいい時間をお過ごしいただけます。
ぜひ、ご体感しにいらしてください。

三重県伊勢市内の地図を俯瞰しながら、
EC（オンラインショッピング）サービスのあるお店を
探索できるウェブサイト「ISE ONE」。
企画立案から機能設計、UIデザインなど、
原デザイン研究所が一貫して制作を担当しました。

銘菓、郷土料理、特産品といった美味から、
神具、真珠、工芸品など土地の風土に根ざした品々まで。
100を超える店舗をカテゴリーごとに分類し
ピクトグラムを用いて地図上にマッピングすることで、
どこにどんなお店があるのかを明快に表示しています。

また市内でサイトを立ち上げると、ユーザーの
位置情報と連動して付近のお店や観光情報を案内。
自宅でも、現地でも、伊勢の知られざる魅力を見つけ出し、
体験していただくためのきっかけを創出します。

ぜひ、以下リンクよりご覧ください。
Webサイト https://www.ise-one.jp/